ひとり旅に興味があるけれど、初めてだからどうやればいいかわからない。
「じぶんノート」と言うツールをご紹介します。
特別なノートと言うわけではなく、どこでも売っているノートに自分の書きたいことを書く、ただそれだけの特別なノートのツールになります。
私が初めてこのノートを使った時は心が病んでしまった時です。その時にカウンセリングの先生にお世話になったんですが、カウンセラーの先生の前で誰にも言えなかった、不満や不平等感を人前で話せたことで、「つらさをわかってもらえた」と涙が溢れてきました。そして自分で自分の本音を客観的に理解することができました。それを自分でセルフで行うことがこの「じぶんノート」です。
|じぶんノートをはじめたきっかけ
人には言えない本音の部分を書くということ自体を知ったのはある本がきっかけです。その本はアーティストウェイ(The artist’s way)という本です。ジュリアキャメロン(Julia Cameron)さんというアメリカの映画監督がアーティストの創造性を取り戻すためのワークショップで、活用している1つのツールになります。
先生のやりかたでは毎日3ページ以上自分の書きたいことを脳に任せてそのノートに書きつづる、脳の排出つまりごちゃごちゃといろいろ考えてることをそのままノートに書いて自分の頭の中をそのままノートに転写するというものです。
私が提案したいことは、ページ数は指定せず毎日1ページ1日の始まりや終わりに自分の頭の中にある人に言えない事をノートに転写することです。そしてそのノートは決して誰にも見せないように保管することです。
ポイントとしては人に言えない事を人に見せないように書くことです。
私は人と話すことが本当に苦手でこのノートを通じて結果的に自分と話しているのだと理解しました。
|秘密であればあるほど本音で書ける
人に言えないことを書き重ねていく中で次第に自分の未来のことそして過去の後悔してることなど時間軸の違う話題が出てきました。それらを経て、過去から学び、未来を創造して、現在を心地よく過ごすことができるようになりました。
使用するノートはパラパラめくって最も自分が「いいなぁ」というものをぜひ手に取って選んでください。
そして音や光、他の人などストレスを感じない場所環境を見つけてください。
じぶんノートですがこれはセルフカウンセリングつまり自分で自分の話を聴くという作用があります。
その他にも未来の計画、プランニングそれと過去の自分の体験と向き合うそういった役割があります。
もう少し詳しく見ていきましょう。ヨガまたは瞑想など体験したことがあるでしょうか。これらは心をなるべく空っぽにして呼吸を深くして頭で細かく考えたり計算したりすることをやめて、自然と調和すると言うことを目的にしています。
このじぶんノートも同じく自分自身との調和を目的としています。言い換えれば建前ではなくて本音の自分を自分で聞いてあげると言う感覚に近いと思います。
|心のイライラを受け止めてくれる
じぶんノートが進むと他人に対してイライラする事をノートが受け止めてくれます。
そして自分が意図して作っていきたい未来、仕組み、人間関係それらを他人に話す事はできなくてもじぶんノートの中では自分自身で受け入れている状態が作れます。
願望や願いがあったとしてもなかなか外にそれが出せないと言う人もいるんじゃないでしょうか。私もその1人なんですが願望を客観的に自分の目で文字で捉えてみることが第一歩です。
このじぶんノートを書く時ですが深くリラックスして行うことがコツです。私は耳がいいので自然の川の音とか森の音とか海の音とかのBGMで周りの雑音をシャットアウトしてそして人に見られる心配のない場所でお気に入りの道具を使ってこのじぶんノートを行います。朝、昼、夜と行う日もあれば行わない日もあります。
このノートの目的は毎日続けなければいけない規則はなく、お風呂に入る感覚に近いというかスッキリさっぱりしたい、デドックスしたい、もっと良い状態になりたいなと言うタイミングで行います。それが毎日になるか1週間に1度になるかはご自身のペースが大切かと思います。ぜひご活用ください。
|これから試してみたいとおもったら